閉花 [├ 天空のベランダ(園芸)]
ビオラ(スミレ科)です。
しかも最近記事にした「ビオラ 'Bunny'(http://blog.so-net.ne.jp/miyomiyo/2007-06-23-m)」です。
ウサギの耳nnの型も色々有ります。
上段2枚は同じ花です。
下段左が一番小さい花で、一番黄色が濃く出ています。
一輪当たりの色素量が決まっているのでしょうか。
miyoはスミレに思い入れがあるのかも知れません。
取り立てて思い出は有りません。
あり得ないくらい、モジャモジャです。
寝癖もここまでの人は最近見かけません。
もろ日向に置いてこの草姿です。
距もダーク系の色は消失してしまいました。
何故かは知りません。
もう種子が出来ています。
三裂して自然に種子は地面に播かれます。
そして蟻さんが巣まで運ぼうとするのですが、途中でたくさん置き去りにしていくのです。
種子には蟻が好きな物質が付いているらしいのです。
蟻さんで困っている場合には、たくさん種を付けるスミレの株元に薬を置くのが効果的です。
でも放っておくと他の蟻さんファミリーが転入して来るので、毎年薬を置かないとイケナイかも知れません。
いくつかは自然に、そしていくつかはmiyoが株元に採り播きしました。
早くも発芽しています。
miyoはよく思うことがあります。
蟻さんは種フェチなのでしょう。
スミレ以外にも、カタバミ・オダマキ・クリスマスローズなどの種も気前良く運んでくれるのです。
そして今回のメインの花、閉鎖花(cleistogamous flower)です。
スミレでは暖かくなるとよく見られる気がします。
名前通り「開かない花」です。
なのに普通に咲いている開放花より結実する確率が高いのです。
しかも交雑は無いのです。
ちなみに閉鎖花は、ホトケノザ(シソ科)等でも見られるそうです。
スミレが開放花と閉鎖花の両方の花を咲かせるのは「種の多様性で環境に対応する個体を残すため」みたいな事が言われます。
でもスミレに聞いても話せないのでわかりません。
ていうかスミレが話せても、その理由を語れる株はなかなかいないでしょうヽ(´ー`)ノ
アップ日現在は開放花と閉鎖花が渾然一体となって咲いています。
この先は例年ならば、閉鎖花が多くなっていき、真夏頃には株の維持が精一杯という状態になります。
開放花のツボミ~花の中間くらいの状態です。
まだ咲くのでしょうか。
確かにドーピングはしています。
行けるところまで行ってもらいます。
ではでは。
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ガーベラ(キク科)なのだそうです。
先日記事にしたモリゾー(ナデシコ科)とは違います。
品種名は、「トリュフ」ではなくて「マリモ」です。
直球勝負ですね。
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